腸内細菌や性ホルモンが薄毛のカギを握っていることは、だんだんわかってきましたね!では、よりそれらを良く増やしていくには「良質の睡眠」が深く関わっていました。
体内リズムをよく知れば、睡眠サイクルもわかってきます。生活改善の方法をご紹介していきます。
生活改善① 朝日を浴びる
夜ぐっすり寝る秘訣は、実は朝にあります。人間の体内時計は24時間より少し長く、規則正しく生活しているようでも、少しずつずれていくのです。
そのために、起床後できればベランダに出るなどして、太陽の光を浴びましょう。日光は睡眠ホルモンであるメラトニンを活性化するので、夜になると自然な眠気をもたらしますし、体内時計をリセットすることもできます。
朝日を浴びながら、両手を大きく伸ばして深呼吸すると、目覚めもよくなります。
生活改善② 入浴は寝る1時間前
自然な入眠を図るためには、体温を下げることが重要です。体温が下がる時に、眠気がやってくるからです。そのためにはお風呂のタイミングが大切で、これを利用しない手はありません。
お風呂に入ると体温が上昇します。ここから急激に体温が下がっていくため、良質の眠気が起こるというわけですね。ですから、入浴は寝る時間の1時間前に入るのが理想的なのです。
ちなみに、シャワーでは体温の上昇があまり得られず、熟睡に繋がることが期待できませんので、湯船につかってください。
生活改善③ 寝室は真っ暗に
豆電球やTVなどの光がないと眠れないという人もいますが、これは睡眠を邪魔してしまいます。豆電球の明るさは9ルクス程度あるといい、ロウソクでさえよく眠れない明るさだと言われています。つまり、わずかな灯りでも、一晩中浴びていれば熟睡を妨げられているということです。
熟睡したいなら、寝室は真っ暗にして寝ましょう。また、仕事の都合などで昼間に睡眠をとる人は、部屋を遮光カーテンなどでできる限り暗くしてから眠りましょう。
寝ている間に、腸内細菌も性ホルモンも活性化されるのですね。良質の睡眠を得ることは、薄毛にも役立つということです!
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