現在は「AGA」という呼び方の方が一般的になってきましたが、要するに「男性型脱毛症」の方は、全国に1280万人いると言われています。しかもこの症状は進行します。さて、毛が薄くなることで、みなさんは何を辛いと思っているのでしょうか？
薄毛を気にしているのは86％
ここでは、1万人の男性に対して行われたアンケート調査を元に、薄毛の人の悩みをご紹介していきます。
まず、1万人の中から回答を得られた「薄毛を気にしている人」は1710人。そのうちでさらにアンケートに答えた1494人のうち、「薄毛を気にしていますか？」という質問に「はい」と答えたのは実に86％もいます。このうち「何らかの薄毛対処をしている」のは66％、しかも、この質問に「いいえ」と答えた人でも、対策をしているのは32％もいました。
薄毛を気にしていないけど、対策をしているというのは「これ以上進行させたくない」という気持ちからでしょうか。
薄毛を気にする対象は女性
多くの薄毛を気にしている人は、家族や知人、他人に関わらず、女性から「髪が薄い」と思われることを気にしているようです。「薄毛はかっこ悪い」と思っている人が75.3％もいたというから驚きです。
薄毛は、外見だけでなく、精神的や行動的な面にも大きな影響を与えているといえるようです。
精神面では、
・薄毛の自分は外見的に魅力的ではない…52.4％
・薄毛になって自身がなくなった…40.4％
・他人が自分の薄い頭を見ている気がする…21.7％
・他人が自分の薄い頭について話している気がする…21.7％
・仕事上でほかの人と同等のチャンスを与えられてない…15.5％
という、かなり深刻な問題があることがわかりました。
また、行動面では、スポーツをするのにためらうようになったという人が19.3％もいて、薄毛によって自己評価がかなり落ちてしまうことがわかります。
薄毛が心身に与える問題
今や薄毛は治療する時代ですが、薄毛が心や行動に与えるマイナスイメージはかなり大きく、自信をなくす要因となるようですね。悩んでいるのが辛いなら、皮膚科など専門外来を受診してみましょう。
髪は女の命、とは言いますが、男性にとっても大きな問題なのですね。思い悩んだり、被害妄想的に自己評価を落とすくらいなら、思い切って専門医に相談してみるのもいいですね！
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