薄毛や抜け毛に悩んで、クリニックに行きたいけどやっぱり不安だと思っている方も多いようです。
実際にクリニックで行われる治療とはどういうものでしょうか？
知っておくことで、クリニックへ行く決断ができるかもしれません。
脱毛クリニックで行われる治療法
まずは、一般的に行われる治療法をご紹介します。
・内服薬
主に使われる有効成分は「ミノキシジル」です。元々は高血圧治療薬として開発されたものですが、毛乳頭細胞に働きかけて発毛効果があることがわかり、男性型脱毛症の治療に使われるようになりました。女性のびまん性脱毛症にもよく使われています。
頭皮のトラブルも併発している場合は、ステロイドを使うこともあるようです。
・外用薬
内服薬でもある「ミノキシジル」は塗るタイプもあります。頭皮や髪の状態を見ながら、濃度を調整して処方されます。
使い方は、頭皮に直接塗るだけですが、回数や量、塗るタイミングなどは医師の説明をよく守ってください。
・サプリメント
マルチビタミン、鉄、銅、亜鉛などの、髪の成長と育成に必要な栄養素を補うサプリメントを処方されます。
ドクターズサプリメントなので含有成分の濃度が高いのが、市販のサプリメントと違うところ。その時々の髪の状態にあわせて処方されます。
・点滴
髪の成長に必要なアミノ酸、ビタミン、ミネラルを高濃度に配合した点滴をすることがあります。経口投与に比べて吸収率が高く、即効性が期待できます。
・ホルモン補充療法
女性の場合、女性ホルモンなどを投与することがあります。薄毛の進行を遅らせたり、頭髪の状態をよくする目的で行われ、他の治療と同時に行われることもあります。
カウンセリングによる生活指導も
最初に綿密なカウンセリングを行いますが、薄毛の原因は生活習慣によるところが大きいものです。睡眠不足が続いていたり、偏った食生活やストレスの多い生活であれば、いくらクリニックで治療を受けても効果が出るまでに時間がかかることもあります。
生活習慣を整えた上で治療すれば、よりよい結果が得られるため、医師による生活指導も行われます。
薄毛で悩んで余計にストレスを溜めるよりは、早目にクリニックへ行くことが望ましいです。「治療をしている」というのも、ストレス軽減に繋がることがあります。
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