シャンプーの種類と成分、抜け毛との関係

1x1.trans シャンプーの種類と成分、抜け毛との関係
普段何気なく使っているシャンプーですが、どんな種類があってどんな成分が使われているか、気にしていますか?

また、抜け毛とシャンプーの関係について、正しい知識はありますか?今回は、それらをまとめて整理して、ご紹介していきます。

シャンプーの種類

シャンプーは、その目的や状態、原料の種類によって分類されますが、目的別に分けてみます。

・一般用シャンプー
・コンディショニングシャンプー

柔らかい髪、ドライヘア、ダメージヘア、オイリーヘア用など、タイプは色々あり、コンディショニング剤としてシリコンが使用される

・薬効シャンプ
フケ、トニック、スキャルプなどはこの種類に入ります。フケ取りにはジンクピリチオン、トニック剤にはメントールが使われる

・マイルドシャンプー
頭皮や毛髪への刺激が低いシャンプー

・リンスインシャンプー
洗髪後のくしの通りや毛髪保護効果などのリンス効果をもたせており、陽イオンポリマーや特殊シリコン油などが配合される

シャンプーの成分

1x1.trans シャンプーの種類と成分、抜け毛との関係
シャンプーの一番の目的は頭皮や毛髪を洗浄することです。
その成分の中心となるのは界面活性剤であり、起泡洗浄剤として陰イオン界面活性剤と両性界面活性剤が主に使われます。

・ラウリル硫酸ナトリウム
・セチル硫酸ナトリウム
・ポリオキシエチレンラウリルエーテル硫酸ナトリウム など

合成界面活性剤が主流となっており、洗浄力が強い分、地肌を痛めたりする原因となることもあります。

現在では全成分が表示されていますので、成分表をよく見て、なるべく合成界面活性剤が使われていないものを選ぶとよいでしょう。

市販のものでは見つけるのが難しいかもしれません。

シャンプーと抜け毛の問題

1x1.trans シャンプーの種類と成分、抜け毛との関係
シャンプーをすると、毛が抜けるのでしょうか?それは間違いです。

シャンプーをして抜け毛が増えるということはありません。

むしろ、抜け毛を防ぎたいなら、シャンプーをして頭皮を清潔にしましょう。

ただし、洗いすぎも禁物!普通なら毎日1回、また頭皮に脂の少ない乾燥肌の場合は、シャンプーをしすぎると皮膚炎になってしまうことがありますので、2日に1回程度で行いましょう。

シャンプーの一番大切なことは、すすぎです。シャンプー剤が頭皮に残っていると、トラブルの元になってしまいます。しつこいと思う程よくすすぎましょう。

シャンプーの時、毛が抜けるのは、その日抜けるはずだった毛です。

シャンプーが原因で抜けている訳ではないので、ちゃんと洗って頭皮を清潔にしておきましょう!

シャンプー剤そのものにも、気をつけていきたいものですね!

※参考文献「毛髪の科学と診断」

82

  • このエントリーをはてなブックマークに追加