腸内には「ヤセ菌」と「デブ菌」がいることは、TVの情報などで有名になりましたね。
実はダイエッターだけでなく、薄毛に悩む方たちにも腸内細菌が関係しているというのです。ヤセ菌がどう薄毛に関わってくるのでしょうか?
ヤセ菌はどうしてヤセ菌なの?
腸内細菌のうち、フィルミクテス門の細菌を「デブ菌」、バクテロイデス門の細菌を「ヤセ菌」と呼ぶことができます。さて、どうしてヤセ菌が腸内で優勢だと適正体重まで自然に体重が落ちるのでしょうか?
それは、デブ菌のようにエネルギーをしつこく取りだそうとしないため、エネルギー過剰になることがないからなのです。しかも、腸内で水素を発生させるので活性酸素は除去され、美肌や頭皮、毛球の健康にもいいことが起こるのです。
抜け毛は気にしないでもいい?
誰でも髪が抜けることは自然なことです。それが異常に多い場合が薄毛が進行しているということですが、実は気にするべきは抜け毛ではないのです。抜け毛より、生えてくる毛を増やすことに集中しましょう。
そのためには、バクテロイデス門の細菌を増やすようなダイエットは有効だと言えます。腸内で水素が増え、エイジングケアになるからです。ヤセ菌によって正常なヘアサイクルが促されると、生えてくる毛も育ちやすくなります。
ヤセ菌を増やすには?
ヤセ菌は、食物繊維が大好き!そしてデブ菌は糖質が大好物です。つまり、普段の食事を高食物繊維・低糖質にすれば、腸内環境は自然に整い、ヤセ菌優位になるでしょう。
ただし、注意して欲しいのは短くて細い毛が抜け始めた時。髪の毛が十分に育つ前に抜けてしまっている状態なので、髪を育てる力が失われているという証拠です。元気な髪を育てるためにも、食物繊維たっぷりの食事を腹八分目に摂り、ヤセ菌を育てていきましょう!
ヤセ菌によるダイエットと薄毛予防は深く関係しているのですね!食事に気をつけてヤセ菌を増やしましょう。
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