カウンセラーの専門用語連発と特許商品に注意!

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育毛・発毛サロンなどに行くと、カウンセリングが始まります。ここにも相談者を煙に巻く演出がされているというので、注意しましょう。雰囲気に飲まれないためには、薄毛に対する正しい知識が必要ですよ!

専門用語の乱発に注意

例えばIT業界の人が、一般の人にはわからないようなカタカナの専門用語を並べ立てると「なんだかスゴイ」「全然わからないけど、きっと素晴らしいものなんだろう」などと思ってしまいますよね。
それと同様に、サロンのカウンセラーは「毛根の先にある毛球の底には、毛髪の育毛母細胞があり…」「5αリダクターゼという還元酵素によって5αDHTに変化し…」などと連発します。
すると相談者は「よくわかないけど、専門的な解説できっと正しい診断なのだろう」と思ってしまうのです。

不安を煽って希望をもたせる

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専門用語乱発の後は、「このままだと確実にハゲる」などと不安に陥れるようなことを言ったりします。
1度落としておいて、「でもこの育毛・発毛コースを続ければ確実に今よりいい状態になる」などと希望を与えるのだそうです。
この心理的なカラクリで、すっかりカウンセラーの言うことを信用し、高額にも関わらず契約してしまう人が多いのだとか。
もちろん騙している訳ではありませんが、薄毛の悩みを逆手にとり、巧妙に仕掛けられた演出や言葉のマジックによって、契約を取ろうと必死なのです。

特許という言葉にも注意

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そしてカウンセラーが効果的に用いるのが「特許」という言葉。
「我が社だけのオリジナル!」「ほかにはない」「画期的な」などという言葉と一緒に使われるため、相談者はやはり「なんだか凄そう」と思い込んでしまう心理になってしまいます。
ところが、特許庁に特許の申請をするのは、医学的にエビデンスがいるようなことは一切なく、技術的思想の創作である「発明」に対して保護されるのが特許なのです。
つまりは、特許とは効能や質の良さ、確実性などに関係なく、その商品の良さを表す目安にはなりません。
実際に、髪に関する特許商品は2000件以上も登録されています。

カウンセラーのセールストークや特許というマジックに引っかからないためには、髪や薄毛の知識が必要です。
これが正解!というものはないにしても、自分に合ったものを自分で判断できるように、これからも一緒に勉強していきましょう。

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