男性ホルモンが薄毛に影響していることは、ずっと話してきましたが、増えすぎても減りすぎても良くないこともわかってきました。
しかし、年齢とともに男女ともに減っていく性ホルモン、実はある方法で増やすことができるのです。
「運動」が性ホルモンを増やす!
性ホルモンとは、男性ホルモンや女性ホルモンのことで、薄毛や更年期障害に大きく関係しています。どうしても加齢とともに減ってしまいますが、実は「運動」によってバランスよく増やすことができるというのです。
ただし、どんな運動でも良い訳ではないし、男性と女性では適切な運動が違いますので、ご説明していきましょう。
男性に適切な運動とは?
男性ホルモンを増やすには、筋肉を増やす系の運動がおすすめです。なぜなら、男性ホルモンは生殖器で作られますが、筋肉でも作られているからなのです。つまり、筋肉量が増えれば男性ホルモンの分泌を促せるというわけですね。
しかしながら、筋トレをすると薄毛になるという方もいます。筋肉量が増えると男性ホルモンが増えてしまうからだといえますが、男性ホルモン自体は薄毛を起こしません。
薄毛は男性ホルモン(テストステロン)が、5αリダクターゼと結びつきDHTという悪玉ホルモンに変換されるために起こります。
テストステロンを減らす努力ではなく、5αリダクターゼと結びつかせないことが大切なのです。
男性は40歳以降にテストステロンが減る傾向にありますから、がんばりましょう。ただし、がんばりすぎも禁物。「心地よい」「楽しい」と感じる程度の運動がよいようです。目安は心拍数が安静時の1.5倍と覚えておきましょう。
女性に適切な運動は?
女性ホルモンは、一生のうちスプーン1杯分程度しか分泌されない貴重なものです。エストロゲンとプロゲステロンという2種類の女性ホルモンがバランスよく分泌されるには、自律神経をバランスよく働かせる運動が適切といえます。
リラックス効果も期待できるヨガやストレッチ、ウォーキングなどがおすすめです。
性ホルモンを増やすには運動が有効なんですね!自分の力で対処できるので、ぜひ試してみてくださいね!
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