あらゆる診察を受け、女性はハゲないと言われたのに…

1x1.trans あらゆる診察を受け、女性はハゲないと言われたのに…

過酷なダイエットとオリンピックを目指すほどの水泳とマラソンの練習で、3ヶ月あまりで一気に薄毛へと変化してしまった綾小路さん。それまで剛毛で毛量が多かったのに、茶色く柔らかい髪質にもなってしまいました。
少年のような短髪から、いきなり薄毛。
この過酷な状況を、どのように受け入れたのでしょうか。

あらゆる診察でも女性は大丈夫と言われ…

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あまりに一気に薄毛になったため、皮膚の病気とか内臓の病気とかを疑い、皮膚科や大学病院など、さまざまな施設に通って診察を受けた綾小路さん。
しかし、どこに行っても
「女性はハゲるということはないですから大丈夫ですよ。まだあなたは若いんだし、精神的なストレスやダイエットなどで一時的に抜け毛が多くなっているだけですから、しばらくすれば治るでしょう」
と言われるばかり。
しかし、それ以降も薄毛は一進一退を繰り返し、慢性的な脱毛症になってしまうのです。

元々の神経質な性格

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小学生の時は男子に間違われるほど活発で、周囲からは明るくあっけらかんと見える綾小路さん。
しかし実は、小学生の頃から神経性の胃けいれんと胃潰瘍に悩まされてきたほどの神経質な性格でした。
本人は神経質な性格を悟られないように隠してきたので、まさかそんなにナイーブだとは両親や親友ですら気づいていなかったと言います。
本当は誰がいつ何を自分に言ったかまで、詳細に覚えているほどの神経質。特に周りからの自分への評価を異常に気にしていたのだそう。
人目や評価が気になる綾小路さんに、見た目が著しく変化する薄毛という現象が起こり、元々あった髪へのコンプレックスが薄毛へのコンプレックスへ。
こうして髪への執着がはじまったのかもしれません。

女性なら誰しも、キレイでいたいという日への追及心があるものです。
流行のヘアスタイルのみならず、ダイエットや美白化粧品、エステや美容整形までもがこれほど需要が高いのは、女性の美への憧れからでしょう。
さて、他人の目を異常に気にする人が薄毛になったらどうなるのか…。
少しずつ顛末を見ていきましょう。

※ハゲラーの心理〜 P48-50

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