薄毛をコンプレックスに感じるなというのは難しいかもしれません。特に女性は外に出られないくらいのストレスになることも。
しかし、思い込みによって負のスパイラルに巻き込まれないよう、年代別に起こる女性の髪の問題を把握しておきましょう。
20〜30代の女性の髪
多くの人が新社会人となり、仕事にまつわる人間関係のストレスも増えてきます。20代後半になると結婚、出産というライフイベントを迎える人も。若いからといって無理をしてストレスを溜めると、髪への負担がかかってしまいます。
やがて30代に突入すると、肌や体調、髪などに衰えを感じ始める女性が増えてきます。太りやすくなった、体型が崩れたなど、主に容姿に関する悩みが増えて来る頃です。あまりに見た目を気にするとストレスは溜まる一方なので、趣味や好きなことを見つけ、ストレスを発散できる方法を見つけましょう。
40代の女性の髪
30代では衰えたとはいえ、まだ無理がきいたものも、40代に入ると急にガクンと落ちる人がいます。これは、女性ホルモンの分泌量が大きく変化することで起きるもので、髪にも非常に大きな影響を与えます。
「更年期」という言葉もチラチラし始め、自分がもう若くないと感じてしまうことも。同年代の男性はバリバリと働いているのに、女性であるが故に見た目が若くないと社会的に疎外感を感じることもあるのです。
それがストレスを増幅させ、薄毛へのきっかけになることさえあります。
50代の女性の髪
ほとんどの女性が閉経を迎え、女性ホルモンが大変化します。体調面でも精神面でも不調なことが多くなってしまうでしょう。
加えて、親の介護という問題も抱える年代に差しかかっています。
働いていれば、定年退職後の生活にも目を向けなければなりませんし、厳しい現実に直面してストレスを溜めてしまいます。
自分の自由に使える時間を一日に10分程度でもいいので確保して、好きなことをして過ごすようにしましょう。
女性は、年代によって抱えている問題と女性ホルモンの変化が深く関わっているのですね。とにかくストレスは敵ですので、若いうちから没頭できるものを作るよう心がけましょう。
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