大げさ、誇張の表現をする電話応対には要注意です!!

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テレビや新聞、雑誌などの広告では「ほぼ100%の方に効果がありました」などと言いきることは医薬品等適正広告基準に抵触することとなり、医薬部外品であっても法律で承認された表現を逸脱していることになります。
しかし電話での問合せは来店させることが目的なので、相談者が興味を引くような言葉を断言するような悪質なものもあります。どのような対応をするのか、見ていきましょう。

「絶対生えます、ほぼ100%です」の矛盾

電話オペレーターは髪の専門家でないことがほとんどで、パートやアルバイトの人がマニュアルに沿って来店を誘導するようになっています。
そこで必ず来店してもらいたいばかりに
「絶対に生えます。大丈夫です。うちは100%に限りなく近い確率で髪が生えます」
などと言うことがあるようです。
このようなサロンでは、ほんの少し産毛が生えたり、抜け毛が減った程度でも発毛と言い切っているのだそうで、ハゲGメンの中にはまったく効果がないどころか、余計に薄毛が進行した人もいるそうです。

突っ込むとタジタジに…

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「本当に?絶対ですね?必ず、どんなことがあっても、生えると言い切れるんですね?保証してくれます?」
と突っ込むと相手はタジタジになり、
「いや、生えますけど、でも完全に100%ではないので…」
と言い出したそうです。
それでもさらに、ほとんどの人がフサフサになっていると言いましたよね、と詰め寄ると、
「うーん、発毛の具合は人によって少しずつ異なるので…。
詳しいことは、来店して専門のスタッフに聞いてみてください」
と、勝手にカウンセラーにバトンタッチされてしまいました。

そもそも電話での相談は無理?

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大手メーカーの中には、たくさんの電話に応対するため薄毛についての知識がほとんどない電話応対専任スタッフやアルバイトを雇っていることがあります。
通販の受注専門コールセンターのように、商品のことを詳しく質問されても、マニュアルにないので応対できないのですね。
電話オペレーターの役割は、来店アポイントを取ることであり、与えられたマニュアルにはそもそも商品についての詳しい情報がない可能性が高いのです。
しかし、それでもその仕事が成り立つのは
「来店してカウンセラーとの相談になります」
と言って、来店させることができれば成功と言えるからです。

要するに、電話で問い合わせても、詳しい話は聞けないことの方が普通だということですね。

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