ライバル社の悪口と驚きの下取りサービスで勧誘？

競合他社が入り乱れる業界では、ライバル会社の悪口を客に言い、自社の良さをアピールするのもよくある手です。さらに、今回はハゲGメンさえ初めて遭遇したという、驚きのサービスで勧誘したパターンを紹介します。

しつこい勧誘を断るために…

ハゲGメンから潜入したSさんは、しつこい勧誘を断るために別サロンで育毛治療を受けていることを理由にしました。
もちろん、最初にこのことをカウンセラーに伝えてあったそうです。
するとカウンセラーは
「その会社の育毛治療は、まったく効果ないですよ。そこで効果ないからとうちに来るお客さんもすごく多いんです」
と言い出し、さらにもう行かない方がいい、あっちは解約してうちで育毛やりましょうと言ったそうです。
他社をけなすのはよくある手段としても、そこの解約を勧めるとはすごいですね。

驚きの下取りサービス？

Sさんはそれでも、料金は支払い済みで解約できないこと、行かないともったいないことを説明。
すると今度は驚きのサービスを持ち出してきたそうです。
その内容は、
「では、うちでその育毛コースの残高を買い取りましょう。その分を、育毛の回数か、増毛でサービスします」
というもの。
つまり、すでに支払ってしまった他社の商品を下取りしてくれるというサービスを提示してきたのです。
さらに一体どこから計算したのかわからない方法で、育毛では3回、増毛では2000本のサービスができるとのこと。
驚いたことに「もうそのサロンには行かない」と口約束すれば、下取りサービスをしてくれるというのです。

ハゲGメンも初耳の新サービス？

百戦錬磨のハゲGメンも、この下取りサービスは初耳だったそうです。
しかしながら、育毛コースは増毛などとは違い、施術を受けた証拠が残りません。
「もう行きません」と約束しても、残りの施術を受けに行ってもバレることはないため、下取り自体に無理があるはずですよね。
恐らく、相談者の状況や心理を見越したカウンセラーが、とっさに考え出したサービスと考えられるとハゲGメンは判断しています。