ヘナで染めるのは、本当に頭皮にいいの?

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ヘアダイなどのカラーは髪が傷むからと、「ヘナ」で白髪染めをするという話をよく耳にするようになりました。一体、ヘナとはなんでしょうか?

そして、本当に頭皮に良いものなのでしょうか?

ヘナとは?

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ヘナとはインドなど南方産の灌木の葉から採れる赤褐色の色素です。インドでは生地を染める染料として使われており、モロッコではヘナで肌に模様を描き、数日間落ちない簡易タトゥーとして使っているようです。

染まるのは確かなようですが、ヘナの色はオレンジ色です。ヘナで染めても髪は明るいオレンジ〜赤色になります。ヘナで染めたのに、黒く染まるものは、カラー剤が混ざっている可能性もあり、しかも現在日本の美容室では取り合え使えない、化粧品として登録されていないものです。注意してください。

ヘナは日本では使えなかった?

ヘナは植物ですが、2001年に薬事法が改正されるまでは、化粧品として厚生労働省に認められておらず「雑貨」として輸入されていたそうです。現在は化粧品として認可されており、植物そのものが化粧品認可を受けたのは初めてだったそうです。

もちろん、植物でもアレルギーが起こる人はいますし、市販されているものの中には、前述したように別のカラー剤や添加物が混ぜられていて、100%ヘナではないということに注意しなければなりません。
ヘナだから、無添加と書いてあるからと安心せずに、必ず成分表示を見て、事前にパッチテストを行いましょう。

本当に頭皮にいいの?

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早くからヘナで髪を染めていたアメリカですが、その影響からか日本でも厚生労働省が認める前から使っていた人はいたようです。しかしながら、実際にヘナを使って事故が起きたという報告はないようで、安全性の高い色素であることは言えるでしょう。

ただし、ヘナはオレンジに染まるので、暗めに染めるために、インディゴという染料を使って自然な色にしています。染めた当日には明るめですが、2〜3日するとブラウンが濃くなっていきます。

ヘナは染めるのに90分以上かかりますが、ヘアダイよりは頭皮や髪に優しいといえると思います。

市販されているヘナにも、美容室で使われているヘナにも、色んな種類があるようですので、正しい知識でかしこく取り入れていきましょう。

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