男性も女性も、性ホルモンは毛髪を育むのにとても重要なものだとお話しました。
女性ホルモンには特に豊かな髪に関係していますね。男性ホルモンも、それ自体が悪さをする訳ではないので、若々しさを保つためにも、性ホルモンを増やすことは大切です。
上手な肉の食べ方をご紹介いたします。
コレステロールが性ホルモンの原料
コレステロールは、健康の敵と思われがちですが、実はコレステロールは少々であれば高い方が長生きであるという大規模な統計によって示されているそうです。
コレステロールは、健康と若々しさに大切な働きをしている細胞膜の原料となります。また、性ホルモンの原料ともなっているのです。男性は20代から徐々に、女性は40代後半から急激に減る性ホルモン。
これの原料であるコレステロール値を極端に下げてしまうと、毛髪も元気がなくなるのは必然かもしれませんね。
コレステロールを味方につけるには?
コレステロールが悪玉になってしまうのは、活性酸素と結びついた時です。コレステロールや中性脂肪などは脂質なので、活性酸素と一緒になると過酸化脂質となって、血管や細胞を傷つけてしまうのです。進行すると動脈硬化などを起こす原因となってしまうのですね。
だからといって、コレステロールを恐れて肉を控える必要はありません。肉を食べる時には、過酸化脂質を作らないように、フィトケミカルたっぷりの野菜と一緒に食べるのがオススメです。
苦み、香り、色、辛味のある野菜と一緒に摂ることで、活性酸素が抑えられて性ホルモンの材料になってくれます。
毛髪にいいお肉の食べ方
ただし、お肉は食べればいい、というものではありません。毛髪の健康は腸内環境に大きく左右されることはお話してきましたが、高脂質の食事は腐敗菌という悪玉菌を増やして腸内環境を悪くする原因にもなってしまるからです。
それには、お肉を食べるのを週2〜3回にしましょう。お肉は亜鉛の多く含まれた国産和牛がオススメ。腹八分目を目安にして2〜3日おきに食べるといいですね!
ステーキなら焼き方はAGEの摂取を増やさないミディアムレアがオススメです。薬味やサラダと一緒に美味しくいただきましょう!
お肉を食養と見なして、週に2〜3回食べることは、若々しさの秘訣とも言えるのですね!フィトケミカルと一緒にしっかり食べましょう!
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