薄毛の改善と予防には、糖化しない食生活をすることが大切です。そうするためには、糖質を過剰摂取しないことがカギになります。
つまり、白米やパン、うどんやラーメンなどの麺類に加え、小麦粉や砂糖など「白い」食べ物はなるべく避けた方が良いのです。低血糖値ダイエットでも聞いたことのある「GI値」を上げるものと、反対に上げない食べ物もご紹介いたします。
GI値とは?
「グリセミック・インデックス」の略で、各食品が血糖値を上昇させる力を数値で表したものです。
ブドウ糖が血液に入るまでのスピードを100とした時、食品から摂った炭水化物50gと比較して数値化したものなので、数字が大きいほど血糖値を早く上昇させるということになります。もちろん、GI値が小さければ血糖値の上昇がゆるやかになります。
【GI値の高い食品】
白米81・食パン91・うどん85・パスタ(乾)65・もち80・じゃがいも90・人参80・コーン70・アイスクリーム65・バナナ55・パイナップル65・ドーナツ86・ショートケーキ82・チョコレート91・こしょう73
【GI値の低い食品】
玄米55・全粒粉パン50・日本そば54・トマト30・大豆30・ほうれんそう15・アボガド27・肉(牛、豚、鶏)45〜49・魚全般40前後・プレーンヨーグルト25・牛乳25・バター30・りんご39・オレンジ31・いちご29・ナッツ類15〜30・ブラックチョコ22・ビール34・日本酒35・コーヒー16
特に控えた方がいい食事
上記のGI値を比較してもわかるように、同じお米でも、白米と玄米では30近くGI値が違います。このように、例え外食でもGI値の低いものを選んで食べることは可能なのです。
また、定食でうどんとミニ丼、ラーメンとチャーハンなど、炭水化物同士がセットになったものは控えましょう。イモやデンプン類にも注意が必要で、特にじゃがいもはGI値が非常に高いです。中でもフライドポテトは最悪で、高温の油で揚げることによってアクリルアミドという発がん物質を含むようになってしまうそうです。
一方で、同じいも類でも積極的に食べて欲しいのはコンニャク。マンナンという糖質を含み、消化酵素で分解されないので吸収されません。
しかし、数値が低いからといって、その食べ物が糖質を含んでいる限り、食べ過ぎは禁物です。少しの量を、ゆっくり噛んで食べる習慣を身につけましょう。
髪のためには、GI値の高い食べ物を覚えておく必要がありますね!完全に排除する必要はありませんが、食事のメニューには気をつけておきましょう。
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