仲間が集うことの大切さ、情報交換からやがて発信できる集団へ

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以前は死まで考えるほど悩んだ綾小路さんですが、決死の覚悟で薄毛の仲間から情報を集めることを始めました。すると、今までタブーだった薄毛についての悩みや情報が交換でき、情報を得ること以上に、精神的な支えとなりました。同じ悩みを持つ者同士が集まると、良いこともたくさんあるようです。

ざっくばらんに話せる憩いの場

普通の女性がカフェでどの店のケーキが美味しい、あのダイエットはいいとか女子トークをするように、薄毛の人で集まって、ざっくばらんに話せる場が欲しかっただけと、綾小路さんは言います。
「ねぇ、カツラ変えてみたんだけど、これってバレてない?」
「てっぺんのあたり、産毛が生え始めてるか確認してくれる?」
という会話が、普通の会話のようにサラッとしたかったのですね。

薄毛でない人とはできない

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薄毛で悩む人たちは、悩みを内に秘めがちです。例え薄毛やカツラをカミングアウトしていたとしても、悩みを話す相手が一般人であれば、その応えを信じることはないだろうと言います。
確かに「私って髪薄いかなぁ」と聞いても、普通は「そんなことないよ」などと返ってきますよね。
「俺の頭、どう思う?」と聞いて、「ハゲてますねぇ」「その頭、カツラってみんな知ってますよ」とズバッと言える人もなかなかいませんよね。
ところが、同じ薄毛の悩みを持つ仲間なら、正直な意見が聞けるし、慰めの言葉も素直に受け入れられると言うのです。

共感しあえる仲間と相談し合う

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同じ薄毛仲間だと、傷をなめ合うような、言葉に真実味があり慰め合うことができました。
落ち込んでいる時に「私もすごくその気持ちわかるよ」と共感してもらえるだけで、心が安らぐものなのです。
世間で思っている以上に、深く暗い悩みである女性の薄毛。
こうして薄毛・カツラ・ハゲといったキーワードでつながった10〜80代の老若男女が集まり、
「みんなで髪にいい情報を持ち寄って髪の状態を改善させよう」
「どうすればハゲが住みやすい世の中になるか」
「悪徳商法の育毛やカツラメーカーの情報を警告する」
といった目的で悩みを相談し合うようになりました。

髪の悩みは男女問わず、さらに年齢も問わずにあるのですね。誰しも、なってみないとわからない苦悩。同じ境遇にあるからこそ、悩みや情報を共有し合えるのですね。

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