50人中32人が“死にたいほど辛い”女性の薄毛の現実は?

1x1.trans 50人中32人が“死にたいほど辛い”女性の薄毛の現実は?
10代で薄毛に悩むようになった綾小路さん。薄毛が原因で、今度は拒食症と過食症を繰り返す摂食障害に。やがて「死にたい」とまで考えるようになる、女性の悩みの深刻さとは、どのようなものなのでしょうか。

過食と拒食を繰り返す

食べている間だけは髪のことを考えずに済むと、1日の大半を食べて過ごし、一気に太ってしまった綾小路さん。「ハゲでデブなんて救いようがない」と、今度は極端に食事制限をして拒食症へ…。
3ヶ月くらいの周期で体重が20㎏増減することを繰り返し、胃や十二指腸潰瘍、腎臓など、他のさまざまな病気も併発します。
やがては原因不明の高熱やジンマシンが連日のように出て、入退院を繰り返すようになってしまったようです。

死を思うほど精神的に追い詰められて

1x1.trans 50人中32人が“死にたいほど辛い”女性の薄毛の現実は?
健康状態が良くないと、髪に悪いのは当然ですが、精神も病んでしまいます。綾小路さんはその当時「私はきっと将来、就職しようと思っても面接で外見がこんなんだから落とされるだろうな。それにハゲてたら結婚もできない」と、将来を悲観するようになります。
まだ10代の女の子だというのに、髪のせいで将来の夢をすべて断たれた気分だったと言います。
そしていつしか、早く死にたいとまで思うようになっていきました。

自殺未遂までする人も

1x1.trans 50人中32人が“死にたいほど辛い”女性の薄毛の現実は?
綾小路さんは、ハゲGメンを組織し、若いころから薄毛で悩んだ女性に取材をしていきます。すると、実は自分だけと思っていた摂食障害や引きこもり、自殺願望などは、多くの女性ハゲラーが経験していることだったのです。
「死にたいくらい辛い」と思ったことがあるのは50人中32人。そのうち9人が「自殺を本気で考えた」と言い、2名は実際に自殺未遂までおこしているそう。
ここから、綾小路さんの「すべての育毛・増毛を試そう」というプロジェクトが始まったのです。

女性の薄毛は、薄毛から引き起こされる肉体的・精神的なことがとても深刻です。同じ薄毛でも、男性とは違う苦しみがあり、この部分への理解が必要だなと感じます。

60-62

スポンサーリンク
  • このエントリーをはてなブックマークに追加