リミットは21世紀、それまで育毛は結局どうしたのか?

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これまでに東京郊外になら一軒家が建つくらいの金額を、髪関連に消費してきた綾小路さん。将来を見据え、髪にお金を使うのは21世紀までと決めます。さて、決心した後、どうなったのか、見ていきましょう。

タイムリミットを設けたものの?

綾小路さんがタイムリミットを決めた頃、ちょうど「発毛」という言葉が生まれたようです。
これまでの発想から、髪を生えさせることを目的としたクリニックやケア商品がたくさん登場してきたのです。
当然ではありますが、綾小路さんも「もしかしたら」という新しい威望を抱き、数十万〜数百万単位の高額な発毛クリニックやヘアサロンに通うことに。
さらには、普及しだしたインターネットを使い、世界中から情報を仕入れてはシャンプーや発毛剤などのヘアケア製品を試してみます。
海外の秘境に住む少数民族の、先祖伝来の髪が生える幻の薬草まで求めて海外遠征するなど、あらゆることを試しています。

抑えるどころかヒートアップ

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こうして、リミットを決めたことによって「最後だから」「21世紀までだから」という言い訳ができてしまい、さらに増毛熱はヒートアップ。
結局は、投資額も「都内郊外の一戸建て」から「東京23区内の一戸建て・車庫付き・小庭付き」の割とステータス高めの家が買えるくらいまでに膨れあがりました。
試したアイテムは1000を超えましたが、さて、その結果は満足のいくものだったのでしょうか・

女性の薄毛特有の心理

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どうしてここまで髪にお金を使うのか?きっと他の人が見たら、心の病気なのではないかと思うだろうという自覚がある綾小路さん。
ここまでこだわってしまうのは、やはり自分が女性だからだと分析しています。
男性に比べ、女性の薄毛は社会的な位置づけが特殊であり「気の毒な人」に分類されているというのです。女性だからキレイになりたい、という自然な気持ちが、ここまで髪に執着させるのかもしれません。

女性が薄毛になること、その闇はもっともっと奥が深そうですね。心にまで影響を及ぼす女性の薄毛、受け入れられる社会になるといいですね。

※ハゲラーの心理〜 P36-43

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