髪への執着はどうにも止まらない?!リミットを決めてみた

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髪に悩みのない人が見たら、髪にそんなにお金も時間も使ってばかばかしいと思うかもしれませんね。でも、薄毛に悩む人にとっては、のどから手が出るほど欲しい髪の毛。どんなことをしてでも手に入れたいと思い、つぎ込めばつぎ込むほど執着が止まらなくなります。そこで綾小路さんは、リミットを決めることにしました。

わかっていても執着は止まらない

普通の人からすれば、たかが髪の毛のためにそんなに悩んで大金を注ぎ込むなんて信じられないでしょう。
もしかしたら、薄毛仲間たちまでもが「そこまでやって髪を増やしたいと思わない」とあきれるかもしれません。
綾小路さんは、大金をつぎ込んで数百アイテムを試し、さらに「ハゲGメン」まで結成して、薄毛の調査や情報収集をしてきました。
他からは「なんでそこまで」と思われつつも、髪に対する執着が止まらないのは、どうしてなのでしょうか。

髪に悩むのは「ヘアドラッグ」?

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10代から髪を増やすことに執念を燃やしてきた綾小路さんは、もはや人生をハゲによって左右されてきた状態です。
薄毛の自分が嫌い、他人の目が気になりすぎて自暴自棄になり、スポーツも勉強も、就職も恋愛も結婚も……、すべて諦めてしまうネガティブな人生を送ったのだそう。
「もし髪が多かったら」そう考えることが麻薬のように「ヘアドラッグ」となり、中毒だったと振り返ります。
どうせ悩んでも髪が生えるわけじゃなし、ハゲならハゲでその人生を受け入れて、それなりの人生を楽しんだらいいのにと、わかってはいても辞められないのがこの心理の怖いところです。

キリがないからリミットを決めた

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髪を増やすという長年の夢と、巨額のお金。
そう簡単に諦められるものではありませんでしたが、費やしたお金とその効果の反比例を目の当たりにして、段々と「この髪で人生を楽しむ生き方を見つけるしかないのでは?」と思うようになりました。
「髪が薄くても、それなりに楽しく人生を送れる、自分が気にしすぎているだけ」と、前向きに考えられるように。
そして、半年悩んだ末に21世紀をリミットにしようと決意します。
2001年まで最大限の努力をして、効果がなければ潔く諦めようと決めたのです。

さて、長い長い薄毛との戦いに終止符を打つ決意をした綾小路さん。その後、髪の毛がどうなったのか、とても気になりますよね。まずはネガティブから脱出できたことを一緒に喜びましょう。

※ハゲラーの心理〜 P34-36

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