よかれと思って丁寧にケアしていても、間違っていることはよくあります。正しいシャンプーの知識を持てば、頭皮を清潔に保って美しい髪を育てることができます。毎日のことだからこそ、正しくケアすることが大切です。
シャンプーは夜が正解
肌のゴールデンタイムは22時から午前2時の間と言われていますが、髪のゴールデンタイムも同じです。髪の毛も夜寝ている間に育つため、その時に頭皮が汚れていたり、毛穴が詰まったりしていると、髪の成長を妨げてしまうのです。
朝から整髪料などをつけた場合は尚更、きちんと整髪料を落とす意味でも、シャンプーは夜寝る前に行いましょう。
朝シャンはスタイリングはしやすいのですが、時間がなくてすすぎをおろそかにしがち。また、乾かしたばかりの頭皮は日光に弱く、頭皮にダメージを与えてしまうことになります。
シャンプーは夜にするのが正解です。
シャンプー後はしっかり乾かす
シャンプーをすると、当然髪は濡れてしまいますが、髪の毛は濡れた時が1番不安定で弱い状態です。毛髪の外側をウロコのように覆っているキューティクルは、濡れることで開くためはがれやすくなってしまいます。
濡れた髪がこすれただけでもキューティクルは剥がれてしまいますので、髪はシャンプー後すぐにタオルドライし、ドライヤーで乾かしましょう。
また、自然乾燥などで頭皮をいつまでも濡れた状態にしておくと、頭皮にいる常在菌が繁殖しやすくなってしまい、ニオイや頭皮トラブルの元になってしまします。
髪を乾かす際には、髪の根元、頭皮の方から乾かすようにしましょう。
ブラッシングは必要?
髪が長い人は、ブラッシングすることをおすすめします。しかし、やり方が間違っていると毛髪や頭皮に負担がかかってしまうので、無理に引っ張ったりせず、少しずつ丁寧に行いましょう。
ブラシは柄の根元を持ち、人差し指を軽く添えてやさしく、少しずつブラッシングします。頭皮マッサージになるからと、やりすぎると頭皮が傷んでしまうので、強すぎる刺激は禁物です。
ブラシの汚れは、そのまま髪や頭皮についてしまうので、ブラシ自体も清潔に保つよう心がけてください。
シャンプーは1日1回、夜に行うのが正しい方法です。すすぎはしつこいくらいに行い、頭皮にシャンプー剤が残らないよう注意しましょう。正しいシャンプーで健康な髪を育ててください。
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