ここから目に見えない部分の構造を知りましょう。
毛が皮膚に潜って見えない部分を毛根といいます。
毛根の中は、皮膚が窪んで袋状になっていて、この部分を毛包といいます。
毛根の下には、卵型をした毛球というものがあります。
この毛球には髪の成長に重要な毛乳頭が入っており、そばには毛母細胞、色素細胞が接しています。そしてこの毛母細胞は、毛乳頭にある毛細血管から栄養を取り込み、細胞分裂を繰り返し、毛髪を成長させます。まさに毛の母ですね!
毛根の上から三分の一くらいの場所に皮脂線があり、皮膚を守る大事な皮脂を分泌したり、小汗腺から分泌されるエクリン汗と混ざり合って、皮表膜を作っています。
今回はちょっと難しい言葉が多かったかもしれませんが、髪の毛の成長には欠かせないものが目に見えないところで頑張っているんです。
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