お洒落をするには、髪に負担がかかるとわかっていてもカラーやパーマは欠かせませんよね。特にカラーは定期的に行う人が多いと思います。
できる限り髪に負担をかけないようにするには、どのくらいの頻度で行うとよいのでしょうか?
髪への負担度の大きさ
それではまず、カラーやパーマの頭皮への負担の大きさを見ていきましょう。
負担の軽い方から紹介します。
・ヘアマニキュア
・パーマ
・ヘアカラー
・ブリーチ
・縮毛矯正
という順番になります。
施術ではカラーとパーマを組み合わせることもあるので、毎回負担の大きいもの同士を行うのは頭皮と髪に大きなダメージを与えてしまいます。
カラー剤とパーマの負担
それぞれを詳しく解説していきます。
・ヘアマニキュア
半永久専門剤で、髪の表面のキューティクル部分に薬剤がつくだけなので頭皮への負担は一番軽いです。ただし、染毛効果は数週間と永久染毛剤より持ちは悪くなります。髪の傷みや負担が気になるならヘアマニキュアがベター。
・パーマ
表面のキューティクルをはがし、毛髪内部の繊維を一度薬剤で切断し、ロッドなどを巻いてから別の薬剤をかけ、再結合させることでクセを付けます。髪の内部にまで浸透させる薬剤を使うので、頭皮や髪のダメージは必ずあります。なるべくパーマをかける回数が少なくなるよう工夫しましょう。
・ヘアカラー
色落ちがなく1〜2ヶ月は色が持つ永久染毛剤ですが、その分ダメージが大きくなります。アルカリ性のものは染毛効果が高いのですが、髪の損傷も大きくなります。酸性のものの方がいいでしょう。また、白髪染めもヘアカラーに含まれるので、市販品で自分で行う場合も頻度に注意しましょう。
・ブリーチ
ヘアカラーのひとつですが、染めるのではなく髪の色を抜く方法です。髪の色であるメラニン色素を脱色して髪の色を明るくします。髪や頭皮の負担はかなり大きく、頻繁に行うのは避けた方がいいでしょう。
・縮毛矯正
クセ毛をストレートにするものですが、薬剤と熱によって毛髪や頭皮に強いダメージを与えてしまいます。長期間縮毛矯正を行った人は、後年抜け毛の量が増えたというケースも報告されているので、どうしても行う場合は間隔を空けるようにしてください。
抜け毛が気になる、もしくは将来の抜け毛を防ぐなら、できる限り髪に負担のかからない方法でお洒落を楽しんでくださいね!
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