市販のシャンプーは種類もタイプも多くて、どれを選んだらいいのか迷いますよね。シャンプーを選ぶ時は、タイプの他にもその成分にも十分に注意をしていただきたいと思います。しかし、すべての成分を覚えるのは大変なので、特に注意していただきたい成分をご紹介しましょう。
市販のシャンプー剤、成分の見方は?
シャンプーにはドライ・ノーマル・オイリーといったタイプの他に、スカルプケアやダメージケアなどの機能性があるものがありますね。これがシャンプーのタイプです。
もちろん、ケアするための成分がそれぞれのタイプ別に添加されている訳ですが、その他にも品質の安定や使用感を高めるための成分が配合されているのです。
現在では全成分を表示しなければならないので、使われている成分がズラッと書かれています。しかしアレルギーや敏感肌の人は使わないようにと指導されているものも含まれているのですね。
特に注意したい成分
全成分表示してあるので、注意すべき成分がわかっていれば避けることができますね。理想をいえば、添加物はできる限り使われていないものがいいでしょうが、そういう訳にもいかないのが現実なのです。
特に注意していただきたい成分は、酸化防止剤として配合される「BHT(ジブチルヒドロキシトルエン)」や「BHA(ブチルヒドロキシアニソール)」、乳化剤や湿潤剤、そして界面活性剤として使われるソルビン酸(ラウリル酸)、タール色素です。
メーカーによって表示の名前が違う場合があるので、注意して見てください。すべての成分は覚えられなくても、この6〜7種類は見分けられるようになるといいですね!
無添加なら安全?
無添加と言われているものでも添加物は配合されています。例えば、防腐剤は配合しないと、日持ちがしないばかりか、かえってトラブルの元になってしまいます。無添加シャンプーには「パラベン」などアレルギーなどの人が使わない方がいい指定された添加物が配合されていない、という意味なのですね。
添加物が配合されていても、口から食べる訳ではないので大丈夫では?というのは間違いです。頭皮や髪には直接付けますし、シャンプー剤の成分は、皮膚からも体内に侵入すると言われています。無添加だから大丈夫と、信じ込まないで成分表をチェックしましょう。
成分表は小さい文字でごちゃごちゃ書かれているため、見るのが面倒ではありますが、薄毛や髪の健康、引いては全身の健康のためにもシャンプーの添加物には十分に注意が必要です。
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