髪の短い男性は、シャンプーのみで済ませ、リンスやコンディショナーを使わない人は多いと思われます。しかし、リンスやコンディショナーにはちゃんとシャンプーと関わりのある役割があるのです。リンスの役割を知って、本当に必要かどうか判断しましょう。
リンスの役割
洗髪するのに、石けんよりシャンプーがいい理由は、水に溶けやすくすすぎやすいことにあります。すすぎ残しによる残留物が、頭皮や髪に一番よくないからです。しかもアルカリ性の石けんは、髪を傷め、キシキシになってしまいます。シャンプーは洗浄力が強すぎることを除けば、やはり洗髪には向いているのです。
その洗浄力の強さによって奪われすぎた脂分を補うために、リンスが必要なのです。
リンスとコンディショナーの違い
基本的なリンスとコンディショナーの役割は同じで、シャンプーによって失われた脂分を補います。コンディショナーは得に、髪により強く吸着して、髪を保護しなめらかにする効果があるものです。
洗髪前に行う「プレコンディショナー」と洗髪後に行う「アフターコンディショナー」がありますが、通常のヘアケアでは、週に1回程度アフターコンディショナーを行えば十分です。しかし、特に毛髪の痛みがひどい場合やロングヘアの方は、プレコンディショナーを毛先10㎝の部分だけに行うとよいでしょう。
くれぐれも洗いすぎは禁物
シャンプーもリンスもすすぎは十分すぎるくらい行うことが大切ですが、洗髪自体を1日に何度も行う必要はありません。むしろ、薄毛を気にするのなら、洗いすぎもよくないのです。
洗髪の回数は1日に1回、または2日に1回程度、皮脂を取りすぎないよう、35〜37℃程度のぬるま湯で十分にシャンプー剤やリンス、コンディショナーを洗い流すことが正しいヘアケアです。
そして、自分の髪質や頭皮の状態に合ったシャンプーを選びましょう。
リンスやコンディショナーには、シャンプーの補助として、香りやサラサラにする、ツヤを出す以外の役割がちゃんとあったのですね。髪が短くても、油分の足りない方は使用した方がいいかもしれませんね。
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