髪が細いと薄毛になりやすいって本当?抜け毛との関係

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髪が柔らかい人のことを「ネコっ毛」と言いますが、細くてコシのない毛は薄毛になりやすいと言われています。

しかし、これは本当でしょうか?毛の太さと抜け毛との関係をご紹介します。

髪の太さはほぼ遺伝

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一般的な髪の太さは、直径が0.05㎜〜0.15㎜とされています。髪が太い人はなんと0.18㎜にもなるそうですが、髪の太さというのは、遺伝的に決まるとされています。

毛の生える場所や年齢によっても差があり、普通は20代をピークに髪はだんだんと細くなっていくようです。髪が太いと髪の量も多く見えるし、髪そのものが健康そうに見えますが、実は脱毛と深い関連があるのは頭皮の健康なので、生まれつきの髪の太さと脱毛には何の関係もないのです。

抜け毛に関係する髪の太さとは?

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しかしながら、抜け毛に関係している髪の太さもあります。自然に抜けた髪は、ヘアサイクルから言うと休止期なので健康な髪と太さが違うことはありません。
ところが、脱毛症など病的な脱毛の場合は、成長期の髪が抜けるので、他の髪に比べると抜けた髪の毛の方が細い場合があるのです。

髪の太さは部位によっても異なりますが、抜け毛がその周辺の毛よりも細い、その部分から細い毛が何本も抜けるということがあるなら、注意が必要です。特にうぶ毛のような細い毛がたくさん抜けるようなら、病的脱毛が進行中というサインかもしれません。

髪がやせるのは、危険信号?

年齢的にも髪がやせるのは仕方ないと思っていませんか?もちろん、加齢によって髪が細くなるということはありますが、これは確かな老化の第一歩であり、髪が危険信号を発しているのです。
つまり、頭皮に栄養が十分に行き届いておらず、頭皮の健康がおびやかされている訳ですね。

髪がやせるのは、年齢的に仕方がないと放置しないで、もう一度ヘアケアや日常生活や食生活を見直してみましょう。

生まれつき髪が細いことと薄毛は何も関係がないのですね。抜け毛にいつもの毛の太さより細い毛があったら要注意です。気になる方は、よく観察してみてください。

※髪のすべてがわかる本 P14-15

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