東洋医学と髪の深〜いお話

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今回は、東洋医学で見る髪のお話をしましょう。東洋医学でも髪を健康のバロメーターとしている事実がたくさんあるのです。とても興味深く、食べ物によってそれらが改善されるので、薄毛が気になっている方は、参考にしてみてくださいね!

東洋医学で見る髪の衰えとは?

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東洋医学では、症状のことをいろんな呼び方で読んでいます。それらが何を表しているのか、面白い話をいくつかご紹介しましょう。

・髪は腎の華

ここでいう「腎」とは、腎臓だけではなく、生殖器系、ホルモン系、中枢神経系、免疫系、造血系など、生命の源のことを広く言っており、「精」と言われることもあります。

髪が「腎」の華というのは、髪は生命エネルギーがみなぎっているということなのですね。つまり、髪を健康にしたいなら、全身の生命力を養うことが大切だということを言っています。

・血余(けつよ)

東洋医学では、髪のことを「血余」と呼ぶことがあります。文字通り血に余裕があるという意味ですが、「血」とは単に血液だけでなく、ホルモンなどの体液すべてを差しているとされます。

「血」は栄養素を身体のすみずみに届け、体内を調整して、老廃物や毒素を排泄させる役割を担っています。

髪は「血」の一部であり、髪が豊かな人は体液の流れがよく、生命活動が活発だというのですね。

「腎」「血」によい食べ物とは?

それでは、東洋医学的に「腎」と「血」によい食べ物をご紹介しましょう。
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・「腎」によい食べ物

イワシ・アンコウ・鰻・イカ・牡蠣・ハモ・サバ・フカヒレ・サザエなどの魚介類。
黒ごま・黒豆・キクラゲなど、黒い野菜、果実類。
その他、山芋・里芋・ニラ・ニンニクもよいと言われています。
また、山芋や納豆、メカブ、オクラ、モロヘイヤなどのねばねば食品も、腎を助ける働きがあるそうです。

・「血」によい食べ物

レバー・卵・鰻・貝類・ゴマ・ブドウ・プルーンなど。
貧血によいとされている食べ物と似ていますね!

食べ物にはバランスも大切なので、こればかり食べていれば良いというものではありませんが、好きなものを覚えておき、日頃気にかけて摂るようにすればよいでしょう。

東洋医学でも、髪は健康や若々しさのバロメーターなのですね!逆に言うと、身体に起こっていることが髪に出るとも言えます。身体の内側からが大切ですね!

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