気になる薄毛を改善するには、まず腸内環境を整えることが先決だとわかってきましたね!
よい腸内環境なら、そこに入ってきた栄養素も吸収されやすくなります。そこで「シリカ」に注目です。シリカが毛髪力にどんな影響を与えるのか、ご紹介しましょう。
「シリカ」とは?
シリカは石英や水晶など、鉱物に含まれますが、実はそれらのシリカ分子が、ヒトの体内にも存在しています。わたしたちの身体の中にあるシリカは水溶性で、水に溶け込む性質があります。
シリカは細胞の細胞膜にあって、強度を保つ働きをしているそうです。そして、血管の弾力性を保つので、頭皮の毛細血管が丈夫で、活動的に働くことができるようになるのです。
また、シリカにはコラーゲンの生成をサポートする働きもあります。血管だけでなく、肌のハリや弾力を助けて若々しさが期待できます。
シリカが必要なワケ
コラーゲンが皮膚を形成するのに大切なタンパク質であることは、よく知られていますね。加齢とともにコラーゲンが減るために、シワやたるみなどのエイジングサインが気になるようになります。
頭皮も皮膚の一部なので、コラーゲンが減ると頭皮の柔軟性や保湿力がなくなってしまい、毛母細胞が育ちにくくなるのです。
ところが、コラーゲンを口から摂っても、腸でアミノ酸に分解されてから体内に吸収され、必要なところでまたタンパク質になるので、コラーゲンとしてそのまま肌や頭皮で働くわけではないのです。つまり、コラーゲンは体内で生成することが大切で、シリカはその生成をサポートするのに欠かせないということなのです。
シリカの効果的な摂取法
シリカは1日あたり10〜40mgずつ消耗されていくそうなので、それを補う量のシリカは摂りたいですね。最近では、シリカを含む天然水も多く見られるようになりました。成分表をよく見てシリカの含有量をチェックしてください。
また、食物では青のりやワカメ、ひじきなどの海藻類、味噌や納豆などの大豆食品、ソバ、ゴマ、サバ、サンマなどに多く含まれています。あわやキビ、ヒエなどの雑穀にも多く含まれているので、ごはんに混ぜて炊くなどして、普段からシリカを多く摂るよう心がけるといいですね!
シリカがコラーゲン生成に役立つとは、驚きですね!薄毛だけでなく、エイジングケアにも良さそうですね!
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