薄毛が気になっている人は、お酒はよくないと思い込んでいらっしゃる方もいるようです。
しかし、ガマンばかりのストレスも身体にいいとは言えませんね。お酒好きの方にぜひやっていただきたい、お酒の飲み方をご紹介します。
早食いは薄毛に要注意!
前回、フィトケミカルな食べ物として香味野菜を紹介しました。そして、効率よく摂取するために鍋料理が最適とも言いましたね。食べる時にはこれまたフィトケミカルたっぷりな薬味を入れて、よく噛むことがポイントです。
よく噛むことは、髪にもとてもいい影響があるのです。まず、アゴをよく動かすので、頭皮にほどよい刺激が与えられ、血行をよくしてくれます。栄養は血流にのって届けられるので、血行をよくすることは頭皮や髪も大元である毛球にとてもいいことなのです。
逆に、早食いは薄毛にはよくありませんので、気をつけましょう。
赤ワインが薄毛予防に最適!
赤ワインにポリフェノールがたくさん含まれていることはよく知られていますが、これもフィトケミカルの一種なのです。植物が自分の身を守るために持っている抗酸化物質が、活性酸素を除去してくれるのです。
知らず知らず口にしている食物添加物は、体内に活性酸素を増やしてしまいますので、お酒を飲むならフィトケミカルを含む赤ワインがピッタリなのです。とはいっても、飲みすぎてはよくありませんので、一晩に2杯程度なら薄毛予防に効果的といえるでしょう。
緑茶の抗酸化作用にも注目!
日本人は緑茶を飲まなくなったと言われますが、緑茶にはカテキンという強力な抗酸化作用のある物質が含まれています。日本の長寿地域でも緑茶がよく飲まれているそうです。
また、カテキンはビタミンAと相性がいいので、それを多く含むニンジン、カボチャ、ほうれん草、モロヘイヤなどといった緑黄色野菜と組み合わせると、吸収率が上がると言われています。
ビタミンAは脂溶性なので、肉と一緒に食べるのも効果的ですよ!食事の時や後に、緑茶を飲む習慣をつけるといいですね!
お酒は、薄毛に悪いばかりではなかったのですね。上手に取り入れて、お酒も味方にしていきましょう!
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