シャンプーやリンス、コンディショナーが頭皮環境によくないことは、たくさん述べてきました。
しかし、せっかく湯シャンに切り替えたとしても、実は水道水にも落とし穴があったのです。塩素の危険性と、対策をご紹介しましょう。
日本の水道水
水道水に塩素が含まれていることはご存知ですよね？カルキ臭がするのはそのためです。日本の水道水の基準は、WHO（世界保健機関）が定めた規制よりかなり厳しく、大腸菌群の混入がWHOが100回に5回以下なら合格としているところ、日本では１個さえ検出されてはいけないとしているのです。
大腸菌群を死滅させるためには、塩素を大量に使うことになります。つまり、塩素濃度がとても高いということになりますね。
塩素が頭皮に与える影響
せっかくシャンプーやリンスの危険性を理解して、湯シャンにしても、この水道水の塩素を浴び続ければ、いい影響がある訳がありませんね。大腸菌群が死滅するのですから、頭皮を守ってくれている大切な皮膚常在菌を苦しめることになってしまいます。
また、湯船のお湯も水道水ですから、それに浸かる行為も塩素たっぷりの中に浸かるということになります。では、どうしたらいいのでしょうか？
塩素への対策
最近では、塩素をカットしてくれるシャワーヘッドが販売されているようです。また、塩素はビタミンCで消えてしまいます。
・湯船にはビタミンC粉末をひとつまみ入れる
・レモンを数滴絞る（瓶詰めのものでもよい）
・レモンそのものをカットして入れる
・出がらしの緑茶を紙パックに入れてお湯に浮かべる
・炭の塊をお湯に入れておく
などの対策で、塩素は除去できます。シャワーヘッドを替えなくても、こうして湯船にためたお湯で洗髪すれば大丈夫ですね！
飲み水にも、200mlにレモン汁1滴落とせば、塩素が除去できます。ぜひ試してみてください。
確かに水道水の塩素は盲点ですね！簡単な方法で除去できるので、やってみましょう！
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