シャンプーには界面活性剤が必ず使われています。それが合成界面活性剤ならより良くないと述べてきましたね。
では、どうしたらいいのでしょうか?
思い切って、シャンプーをやめるという方法をご紹介しましょう。
「湯シャン」とは?
ハリウッド女優やセレブたちの間でも流行った「湯シャン」は、本当に髪にいいのでしょうか?どうしてもシャンプーをしないことに抵抗があって、続かないという人もいるようですね。
しかしながら、ヒトの身体には「修復力」「自浄力」「再生力」がちゃんと備わっているので、余分な皮脂を洗い流してあげるだけで十分なのです。それには、強すぎる合成界面活性剤は必要なく、お湯で洗い流すだけで十分なのですね。
整髪料などをつけた時はどうする?
とはいえ、お湯だけでは落としきれない整髪料もありますね。どうしても髪をセットするのに必要で、使っている人も多いでしょう。強力な整髪料は、湯シャンだけではどうしても油分が残ってしまいます。
そんな時は、数日に1度の割合でシャンプーを使います。しかし、使う量は1〜2滴。ポンプをワンプッシュなんて、とんでもない量です。
というのも、合成界面活性剤に含まれるラウレス硫酸ナトリウムは、1分間シャワーですすいでも使用した量の20%が髪や頭皮に残ってしまうそうなのです。だから、使う時は1〜2滴。できれば合成界面活性剤ではないシャンプーが最適ですね。
防腐剤不使用は、実は怖い?
浴室は高温多湿でカビが発生しやすい場所ですね。そこにずっと置いておくものなのに、防腐剤が入っていないシャンプーって本当に大丈夫なのでしょうか?「無添加」と書かれていても、ちゃんと代わりとなる防腐剤が使われているはずです。
もし本当に防腐剤が使われていないシャンプーは、怖くて使えないということになってしまいます。
また、洗い流すものなのだから、栄養を与えるようなシャンプーも必要ありません。それよりも、数日に1度、1〜2滴しか使わず、すすぎは数分かけて行うことを徹底した方が髪の健康には良いようです。
湯シャンが続かない方は、シャンプーをほんの少しだけ使ってもいいのですね!
ただし、すすぎは本当に念入りにしましょう!
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