「薬用」「弱酸性」のシャンプーは、効果があるの?

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最近のシャンプーは、機能性のあるものが多く市販されていますね。トニックシャンプーやスカルプケアなど、よく目にするようになりました。

薄毛が気になっているなら、一度は使ってみたことがあるかもしれませんね。今回は、それらの効果効能について見ていきましょう。

薬用シャンプーとは?

医薬部外品にあたるシャンプーのことです。

人体に対する作用が薬よりは穏やかで、厚生労働省が認可した効果・効能に有効な成分が一定の濃度で配合された、予防や衛生を目的にした商品です。

なんだかとっても効きそうですね!ですが、よく考えてください。薬用シャンプーにも合成界面活性剤などの強い洗浄成分が使われていることがあるのです。

しかも抗菌作用が強いので、頭皮にいる皮膚常在菌が全滅する可能性も!そうなれば、頭皮環境は乱れてしまいますね。

弱酸性シャンプーとは?

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では、弱酸性はどうでしょうか?確かにヒトの皮膚の表面はpH5.4〜6.0程度の弱酸性です。

だから弱酸性のシャンプーで洗えば肌にやさしいとメーカーは謳っていますが、本当でしょうか?

石けんなどアルカリ性のもので洗うと、一時的に肌はアルカリ性に傾きます。しかし、健康な肌なら弱酸性に戻す中和機能をちゃんと持っているのです。

敏感肌の人や赤ちゃんに、弱酸性が安心と言っているのはこの理由からでしょうが、弱酸性で働く界面活性剤は、現在合成したものしかありません。

果たして本当に弱酸性シャンプーが安全かは疑問が残るところです。

成分をきちんとチェックしよう

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「薬用」や「弱酸性」と書いてあるシャンプーでも、きちんと成分は確認してみましょう。洗浄力の強い合成界面活性剤が使ってあれば、たとえ薬用でも皮膚にいいはずがないからです。

これらのシャンプーで洗うから頭皮にいいというものではなく、もちろん毛髪力が高まるわけでもないのです。薬用や弱酸性といった言葉のイメージだけで商品を選ばないようにしましょう。

薬用や弱酸性といった商品を、盲目的に信じるのはよくないのですね。シャンプーの意味もよく考えたいところです。

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