ロングヘアは今や女性だけの特権ではなく、男性でもロングの方をよく見かけるようになりました。
毎日違うヘアアレンジができて、楽しみたいのはわかりますが、注意しなければならないのは、ヘアアレンジによる脱毛症です。けん引性脱毛症とは何でしょうか?
けん引性脱毛症とは?
けん引性脱毛症とは、読んで字のごとく、引っ張ることによって起こる脱毛症です。いつもひっつめ髪にしていたり、長時間力の加わった髪型をしたりしていると、髪だけではなく頭皮にも負担がかかります。
いつも同じところを分け目にして強く引っ張るような髪型をしていると、特定の部分にばかりいつも力が加わって、そこだけ髪が傷んだり薄くなってりするのですね。
気をつけたいヘアアレンジ
けん引性脱毛症にならないよう、気をつけたいのは、とにかく強い力で引っ張ること。中には額や目尻を持ち上げるために、髪を強く引っ張って上に引き上げるような髪型をしている方も見かけますが、長時間や毎日やっていると、今度は薄毛に悩まされることになります。
バレッタやヘアピンを使う場合でも、髪のボリュームに合ったものを選びましょう。デザインだけで選ぶと、髪の量が多すぎた場合は窮屈になりますし、余計な力を加えることになってしまいます。切れ毛や枝毛の原因になるので注意しましょう。
ヘアアレンジした時の注意点
最もポピュラーなヘアアレンジはゴムで結ぶことでしょうが、引っ張りすぎないことと同じように、ゴムを取る時にも注意が必要です。
面倒で強く引っ張りすぎて、髪の毛が数本抜けてしまったり、ピンを取るとき絡まったりして髪の毛が抜けたりということがありませんか?
これを毎日くり返すと、やはり同じ部分だけに負担がかかり、脱毛の原因となってしまいます。
一時的にカールを付けるためのヘアアイロンや、カーラーなどを使う際も、引っ張りすぎたり、長時間使ったりするのはおすすめしません。
強い熱で髪に癖をつけるので、髪を傷めるのはもちろん、引っ張るので頭皮にも負担がかかってしまいます。
毎日のヘアアレンジは楽しみたいですが、それが原因で脱毛症になってしまってはお洒落どころではありません。気をつけてアレンジを楽しんでくださいね。
260