今や職業問わず、男性のロングヘアも一般的になりました。
髪が長いと抜け毛が多くなると言われていますが、それは本当なのでしょうか？髪の長さと抜け毛の関係を探ってみましょう。
長い抜け毛は目立つ
ロングヘアが抜けやすいと思われることの第一の原因は、長い抜け毛は目立つということにつきます。同じ1本でも、短い髪に比べると落ちていることに気が付きやすく、排水溝にたまった毛も長い毛の方がたくさん抜けているように感じてしまうのです。
ですが、落ち着いてよくその数を見てみれば、抜け落ちた髪の本数は健康な髪であれば変わらないはずなのです。
また、長い髪はその自重で抜けやすくなるのではないかといったウワサもありますが、髪は1ｍ伸ばしてもたったの1g程度です。健康な成長期の髪は、この程度の重さで抜けることはないので安心してください。
ロングヘアが抜けやすい二次的な理由
しかしながら、ロングヘアに抜け毛が起こりやすい二次的な理由というものが存在することも確かです。それは、ロングヘアの方が手入れが大変だということ。
つまり、シャンプーの時にすすぎ残しをしてしまったり、乾かすために毎日長時間ドライヤーをかけたりということによって、枝毛や切れ毛といった髪が傷む原因を作っているかもしれないということです。それが直接抜け毛に繋がっていなくても、髪が傷む原因となってしまうことは否めません。
シャンプーのすすぎ残しやドライヤーの当てすぎ、または乾かさないで寝るなど、お手入れの悪さによっては、やがて抜け毛に繋がってしまうことも考えられるので注意が必要です。
けん引性脱毛症と心理的な脱毛
髪が長いことによる脱毛には、いつも同じ場所で結んだり、ひっつめるように強く引っ張って止めるようなヘアスタイルを続けることによる「けん引性脱毛症」があります。毎日同じ結び方や、引っ張りすぎることは髪だけでなく、頭皮にもかなり負担をかけてしまいますので、気をつけてくださいね。
また、ロングヘアで抜け毛を気にしていると、どうしても抜け毛が目立ってしまうため、心理的にイライラしてストレスが溜まり、水から抜け毛の原因を作ってしまっている場合もあります。ストレスを溜めるくらいなら、思い切ってショートにすることもひとつの方法です。
ロングヘアがそのまま抜け毛に繋がる訳ではないのですね！しかし、ヘアケアがおろそかになったり、ストレスを溜めるくらいなら、ヘアスタイルの見直しが必要かもしれませんね。
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