スポーツをする時、真夏の炎天下で紫外線対策はしていますか？
最近は男性も日傘を差すのを見かけるようになりましたが、実は紫外線が髪に与える影響はかなり深刻なのです。
真夏には紫外線対策をしても、紫外線は一年中降り注いでいます。紫外線は髪にどんな影響を与えるのでしょうか？
紫外線の種類
紫外線の影響を知るために、まずは紫外線についてご説明しましょう。私たちに影響のある紫外線には、一般的に3種類あり、A波、B波、C波と呼ばれています。
・A紫外線……波長が長く、肌の深いところまで到達するためダメージが大きく、シミやたるみの原因に。長期間浴びると危険
・B紫外線……A波より波長が短く、日焼けによる肌の赤味を引き起こす。肌表面の炎症、シミ、ソバカスの原因に。
・C紫外線……一番波長が短くエネルギーが強い。殺人光線とも呼ばれる。オゾン層に吸収されて地上には届かないが、オゾンホールによって地上に届く危険も。
紫外線がどうして抜け毛の原因になるの？
3種類の紫外線の中で、一番警戒しなければならないのはB波です。どうして髪に悪いかというと、髪の主成分であるタンパク質に悪影響があるだけでなく、毛髪や頭皮を乾燥させ、抜け毛を招いてしまうのです。
直射日光に長時間さらされるような屋外でのスポーツやレジャーの時は、必ず帽子をかぶって髪や頭皮を保護しましょう。サンバイザータイプでは、頭頂部は直射日光にさらされてしまいます。すっぽりと頭部を覆うタイプの帽子がいいでしょう。
紫外線を浴びた後のヘアケア
一日中日に当たり、帽子を被っていなかったために、髪の分け目が日焼けしたという経験はありませんか？そうです、頭皮にも紫外線はしっかり届いているのです。
もしも紫外線を浴びてしまったら、その日のうちに適切なケアをすることが大切です。シャンプーはダメージヘア用の刺激の少ないものにし、コンディショナーで整えてください。
日焼けで乾燥しているため、ドライヤーをかけるのは避けたいところですが、濡れたままもよくないため、念入りにタオルドライをし、できれば自然乾燥しましょう。
また、毛髪はキューティクルがはがれやすい状態になっているので、無理なブラッシングは避けてください。
スポーツやレジャーは身体にも髪にもいいことが多いですが、髪も紫外線の影響を受けることを忘れずに、帽子などでしっかり防いでくださいね。
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