たった一人から始まり、徐々に仲間を増やしていったハゲ仲間たち。集まって情報交換し合ううちに、悪質業者や育毛剤などの効果などを報告し合い、それぞれに役立てるという活動を開始しました。やがて、世の中の薄毛に悩む人々に、伝えたいことができたのです。
こうしてハゲGメンは誕生した
最初は集まってカツラや育毛サロン、育毛剤などの愚痴を言い合っていた仲間たちも、「ハゲのための特捜調査員みたい」と誰かが言い出したのをきっかけに、いつしか「ハゲGメン」と呼称するようになりました。
その活動内容は、個人が行っている薄毛ケアや、使用しているカツラ、増毛の商品、育毛・発毛のヘアエステ情報、各企業やサロンのサービス内容・価格・効果・苦情などを報告しあうというものです。
新しい商品や育毛・発毛法は、ネットワークを駆使して効能や使用感をチェックしているそう。
また、同じ悩みを持つ者同士でしかわかり合えない、薄毛特有の悩みを相談したり、アドバイスしたりしているということです。
ハゲGメンに「裏ハゲGメン」が登場！
裏ハゲGメンとは、薄毛ではないけれど、薄毛の人を支援してくれる人たちの団体です。ほとんどはハゲGメンのメンバー関係者だそうですが、一般の人たちからの視点で情報を集めてくれているそうです。
例えば、「一般の人たちがハゲラーに対してどう思っているか」「ハゲラーがどういう髪型をしたらカッコいいのか」「どういうハゲラーを目指せば女性にモテるか」「どういう時にカツラとバレるか」「どういうハゲラーが嫌いか」など、薄毛の人たちが知りたい情報を幅広い層から集めてきてくれます。
より薄毛の人が充実した生活を送れるように、という願いが込められています。
誰も教えてくれなかった○○を伝えたい！
ハゲGメンと裏Gメンのおかげで実生活に活用できる情報も多く入ってくるようになり、綾小路さんの考えもまた変わり始めます。
それは、薄毛が10人いれば考え方も10通りあるということ。
そして、あらゆる育毛法を試し尽くし、ハゲラーが抱える深刻な悩みや疑問を自分の中で消化し、受け入れたことで「今の状態を楽しむ人生を送ろう。ハゲてることを抜きにしても、そんなに悪い人生じゃないのではないかな」と思えるようになったのだとか。
まさに、自分で試し尽くし、悩み尽くしてたどり着いた、「誰も教えてくれなかった希望」ですね！
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