薄毛の人が育毛サロンやカツラメーカーとの間で抱えるトラブルは、被害者となった薄毛の人が泣き寝入りすることで表沙汰にならない仕組みがあるようです。
しかし、マスコミ報道がされない理由には、もう1つ世知辛いものがあると予想されます。それは一体、どのようなことでしょうか。
テレビ業界の仕組み
テレビ番組は、スポンサーが出す広告料で番組を制作しています。
ですから、スポンサー(広告主)は、テレビ局にとって忖度すべき相手。
ドラマに出てくるスマホや登場人物たちが食べたり飲んだりしているものをよく観察してみると、番組スポンサーの商品だということがわかります。
バラエティー番組などである家庭の風景にモザイクがかかっていたりするのは、スポンサーの競合相手の商品が映っていたりするためです。
このように、スポンサーの力はテレビ番組制作に多大なる影響を及ぼしていると言えます。
育毛・発毛・カツラ関連企業CMの多さ
以前は大手2社のカツラメーカーしかテレビCMは見かけませんでしたが、昨今では一日中カツラや育毛・発毛関連のテレビCMを見かけますね。
女性向けの独立したCMもあったりして、見ない日はないといっても過言ではないでしょう。
しかも不況によって広告費を削減する企業が多い中、育毛・発毛・カツラ業界は削減どころかますます隆盛している様子。
ゴールデンタイムにこれだけの流しているのだから、年間にして何十億という巨額なCM料がこの業界から投じられているはずです。
マスコミ報道されないもう1つの理由
このように、テレビ局は育毛・発毛・カツラ業界に忖度しなければならない立場であり、ユーザーとのトラブルを取り上げて報道するなど、とんでもない御法度なのだと想像できます。
これこそが大々的にトラブルが報道されないもう1つの理由。
髪をどうにかしたい一心でつい大金を支払ったり、怪しいけど試してみようと思ったりして、トラブルに巻き込まれてしまうのです。
マスコミに対して絶大な力がある業界だからこそ、ユーザーに本当の情報が届かない構図もあるのですね。ハゲGメンの活躍に期待したいですね。
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