ヘアスタイルを整えるために、またロングの女性は髪の毛をとかすためにブラッシングをしますね。
しかし、ブラッシングにはメリットだけでなくデメリットもあります。注意すべきことをしっかり守って、髪の健康を保ちましょう。
ブラッシングの意義
ブラッシングには、からんだ髪をほぐすだけでなく、汚れや抜け毛を取り除き、髪全体に皮脂を行き渡らせるという役割があります。
シャンプー前にブラッシングすれば、ホコリや汚れを落としてくれるのでシャンプー剤が少なくてすみ、洗浄効果が上がります。
ただし、ブラシが髪にひっかかった場合は無理にひっぱらず、毛の根元の方を手で持ち、頭皮に負担がかからないように丁寧にほぐします。頭皮に強く当てたり、強くひっぱらないように注意しましょう。
ブラッシングの注意点
頭皮に適度な刺激を与えてマッサージ効果も得ることができるブラッシングですが、あまりに強く押し当てるとかえって頭皮を傷つけてしまいます。
また、ブラシの材質にも良し悪しがあります。できる限り頭皮を傷めない毛先の柔らかい動物の毛などを使用したブラシがいいでしょう。ナイロン製のブラシは静電気を起こしやすく、髪を傷めることもあります。
そして、ブラシは意外に汚れます。ホコリや皮脂がついたままのブラシでブラッシングすると、自分の髪に雑菌を増やすことになりかねませんので、お湯で定期的に洗うなど、ブラシそのものを清潔に保つようにしましょう。
正しいブラッシングの方法
いきなり髪の根元にブラシを入れて強くひっぱると、切れ毛の原因となったり毛根にダメージを与えたりします。髪の長い人は特に、毛先から丁寧にブラシを入れていってください。
毛先からだんだんと根元へブラッシングし、頭皮にはやさしくブラシを当てましょう。
頭の丸みにあわせてブラシをゆっくりおろします。早くとかすとキューティクルを傷つけたり、髪のもつれの原因となります。
やさしくゆっくり丁寧に、毛先から行うのが正しいブラッシングです。
ブラッシングも大切なヘアケアです。忘れがちなブラシ自体のお手入れもしっかり行い、髪の健康に役立ててくださいね!
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