髪をセットする時に使うスタイリング剤が、髪に悪いと思い込んでいる人は多いと思います。
しかしながら、スタイリング剤がないと毎日のヘアスタイルが決まらないことも確かですね。そこで、髪への影響と正しい使い方をご紹介します。
スタイリング剤は髪に悪い?
ムースやジェル、ローションなど、今やスタイリング剤も様々です。昔はポマードやグリースといったガチガチに固めるものが主流でしたが、現在はあまりそのようなヘアスタイル自体を見かけなくなりました。
さて、スタイリング剤は髪が傷むというイメージがあるようですが、それは間違いです。スタイリング剤自体はそれほど髪に悪影響を与えている訳ではないのです。
では、何がいけないかというと、頭皮に直接付いてしまうことと、その日のうちに洗い流さないこと。この二つさえ守っていれば、それほどスタイリング剤は悪者ではないのです。
スタイリング剤の注意点①
前述したように、スタイリング剤が直接頭皮につくのは望ましくありません。頭皮に負担をかけてしまったり、異臭の原因になったりしてしまいます。ですから、スタイリング剤を選ぶ時は、容器から直接つけたり、スプレーするタイプは避けましょう。
また、毎日長時間つけたり、シャンプーせずに寝ることもよくありません。それは、スタイリング剤の成分が髪の内部に染み込んで残ってしまう可能性があるからです。そうなると、パーマがかかりにくくなったり、カラーが思い通りにいかなくなったりしてしまいます。
スタイリング剤の注意点②
スタイリング剤はホコリや汚れを吸着しやすいため、そのまま寝てしまうと髪が傷んだり嫌なニオイの元になったりするのです。
スタイリング剤はその日のうちにシャンプーで洗い流しましょう。セット用ローションをよく使うなら、洗浄力強めのシャンプーでないと落ちない場合もあります。その場合は、トリートメントなどでケアをしてあげましょう。洗髪後にハーブオイルやスクワランなどの保湿成分を使うこともオススメです。
スタイリング剤は注意点さえ守れば、それほど髪に悪いものではなさそうですね。しかし肌の弱い方は成分をよく見て選んでください。
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